独立行政法人 国立青少年教育振興機構　国立若狭湾青少年自然の家

『食育体験シリーズ～地域文化の伝承～第１回「へしこ」づくり』

2016年04月19日

平成28年4月16日（土）～17日（日）、へしこ作りの事業を実施しました。本事業は地元田烏（たがらす）地区の協力を得て、若狭地方の伝統的スローフードの「へしこ」を自ら作ることで、食文化についての理解を深めるとともに、地元ならではの食文化の大切さを理解することを目的にしています。36人の参加者が集まり、貴重な体験をしていきました。事業の様子をご覧ください。

始まりの集いでの西岡所長の挨拶です。

なんと今回は松崎小浜市長も視察に来ていただいてご挨拶していただきました。

指導していただく森下　佐彦さんのへしこに関するお話です。

サバをさばきます。

さばいたサバを塩漬けします。１晩樽に入れて漬け込みます。

塩漬けが終了したら、ほとんどの方は漁港に出て釣りを楽しみました。風が強く、なかなか釣れずに皆さんご苦労されてました。 １日目はこのあと民宿に分散して宿泊です。

民宿の夕食です。おいしそうですね。

二日目です。参加者は民宿で朝食をとった後集まって、昨晩つけておいたサバをぬか漬けします。ぬか漬けしたサバは樽に１０月末まで漬け込まれ、なれずしになったり、そのままへしことして食べたりします。

終わりの集いです。へしこの出来上がりを楽しみに、また秋にお会いしましょう。

終了後、選択活動として、若狭塗り箸と貝殻ろうそく作りをしました。 今回初めて参加された方もいて、ゆっくりとした時間の中、貴重な体験ができたのではないでしょうか。また、秋にお会いしましょう。（おくパパ）