「自然学校」で大いに自然を感じ、きずなを深めました!

「海の自然学校」がスタートし2日目の朝を迎えました。 朝から空は・・・雨模様です。残念ながらスタートから自然の力を感じました。人間の力ではどうすることもできないこと、私たちの思いを天気は考えててはくれないこと。参加者のみんなで「自然の力の凄さと不思議さ」を考えさせられた朝でした。 しかし、参加者の心は「晴天!真夏のような暑さ!!」が感じられるような様子に、担当者としても「ほっと!」胸をなで下ろすと同時に、子供たちの無邪気で天真爛漫な姿に救われる思いでした。 当然、日程の変更のミーティングからスタートしました。今日の目玉は3つ!「テント泊」「野外炊事」「竹食器作り」でしたが、「テント泊」は夜も雨予報が出ている状態だったので、取りやめにし、テントを立てる練習を屋内でしました。これは、2日後にある「無人浜でのテント泊」に向けた練習であることも伝えて、みんなで協力してテントをたてる練習をしました。

テント練習① テント練習②

立てることはできたのですが、立てたテントを見ながら「ここで泊まりたいなぁ」と、つぶやく参加者の言葉に、心が苦しくなりましたが、「安全第一」を考えると、無理なプログラムを避けることが私のつとめであると言い聞かせながら、一生懸命にテントを立てている参加者を応援していました。

テント練習③

その後は、「竹食器作り」に移りました。今日の夕食で使う「竹食器」。当然、無人浜へ行ったときに使う「竹食器」。自分の唯一無二のものを作り出したいと思っている参加者たちではありましたが、自分だけのことではなく、みんなのことを考えながら作業を行っている様子は、とても微笑ましかったです。

竹食器⑤

各班ごとに使う竹は、みんなで協力をして運び出しました。とても重い竹を運ぶのはなかなか大変そうでした。

竹食器② 竹食器④

どの班も、クルー(班員)のみんなで協力をしながら、太くて大きな竹を切っていました。

竹食器③

なんと、所長もお手伝いに駆けつけてくれました。そして、所長自らが参加者に直接レクチャーしてくれながら、うまくのこぎりを使ってオリジナルの竹食器作りを行うことができました。

竹食器①

そして、本日、最後のメインイベント「野外炊事」です。無人浜へ行ってからは、自分たちの食べるものは自分たちで作らなければなりません。当然ですが、さっき作った竹食器や食材もみんなで運んでくれました。

野外炊事(運ぶ①) 野外炊事(運ぶ②)

とにかく、みんなで協力をしながら作業を進めていかなければ大変になってしまいます。しかも各班5人ととても少ない人数なのですが・・・

野外炊事(火)

かまどの「火おこし」を進んでやってくれた人もいれば・・・

野外炊事(食材)

食材を切ってくれる人もいれば・・・

野外炊事(一休み)

一息ついて、海を眺めながらたそがれてしまっている人も・・・(おいおい!) そして、みんなで力を合わせてつくった結果が・・・

野外炊事!

こんなにもすてきな笑顔での食事会となりました!本日のメニューは『シチュー』でした!! 「おいしい顔」ってこんな顔のことを言うんだろうなぁ・・・ こうして2日目も終わっていったのであります。 2日目の合い言葉『よいきずなで』をしっかりと実行に移しながら、みんなの絆がとても深まった一日となりました。 明日も元気ですてきな笑顔をいっぱいくださいね!海の冒険王のみなさん!!  (シゲさん)