国立若狭湾青少年自然の家

トビーブログ

『海と親しむ冒険王』～スノーケリング体験の巻き！～

2011年08月22日

【教育事業】『海の自然学校』も３日目の朝を迎えました。自然の家の朝は、「朝のつどい」から始まります。これは、毎日行われますので、参加全員が「つどいの広場（雨の場合はプレイホール）」へ集まって、国旗や所旗を掲揚し、団体紹介を行い、ラジオ体操をして目を覚まし、すべての活動のスタートを切ります。『海の自然学校』も他団体と同じように朝のつどいに参加していろんな友達とも交流をするのです。

団体紹介では、本施設の教育事業であることもちろんのこと、全国各地から集まった２０名の精鋭たちが『海の冒険王』を目指して、スノーケリングやシーカヤック、最大のイベントは「無人浜でのキャンプ生活」などの活動を行っていくことを伝えています。

３日目のスタートは、朝のミーティングからでした。３日もたつと、各班ごとの動きについて、少しずつ慣れてきて、また、お互いの思いや考えがわかり始めてよい方向に動くこともあれば、いろいろとうまくいかないこと出てきているみたいです。そこで、各班ごとに、２日間を振り返り、今日の３日目をよりよくするために話し合いを行いました。輪になって話をする班もあれば、海を眺めながら、お互いの思いや意見、もっとこの班がよくなるためにはどうすればいいのかを話し合っていました。

おかげで、どの班も今日は良いスタートをきることができたようです。さて、本日の活動の中心は、今日のテーマでもある『海と親しむ冒険王』海と仲良くなるためにも、海の中に入っていくこと。「スノーケリング」体験を、午前・午後と行いました。午前は、スノーケリングの練習として、マスクをつけてスノーケルで息継ぎをしっかりできること。海の中をのぞきながら様々な海の生き物を観察したり、手に取ってみて、触ってみて、海の生き物と友達になったりしました。

午前の後半は、母なる大きな海に思いっきり包み込んでもらうために、ロープ・ダイビングや助走をつけたダイビングジャンプを行いました。

「楽しい！」「楽しい！」の連発で、今まで、すごくおとなしく静かに行動していた人たちも、嘘のように元気なジャンプを見せてくれていました。母なる海はそんな君たちをしっかりと受け止めてくれていました。午後からは、さらに、場所を変えてのスノーケリング。もっと自然に近い「赤石の浜」での活動を行いました。午前中よりも、さらに生き物がいっぱいいて、みんなちょっと興奮気味でしたね！「うに」や「さざえ」「ヒトデ」など、様々な生き物を手にとってご満悦な表情をしていました。

そして、本日のメインイベント！（？）岩場からのダイビングジャンプ！自然の岩場からのジャンプは、少し怖さが違います。でも果敢に挑戦してくれた『海の冒険王』のみんな！それでも、おそるおそる飛び込む人もいれば、思いっきり大の字になって飛び込んでくる人、みんなで仲良く手をつなぎながら思いっきり飛び込んでくる人など様々でしたが、とにかくどきどきわくわくをいっぱい感じた午後のスノーケルリングでした。

『海の自然学校』が始まって３日目が終了しました。たった３日ですが、大きく成長したことを感じます。みんなが目指す『海の冒険王』に確実に近づいて行っていると思います。ここに集まった２０名のクルー（仲間）とともに、さらなる旅を続けましょう！いよいよ、明日は謎の人物『オーシャン』がやってくる日です。夜のミーティングでは、みんながイメージする『オーシャン』は、①男で　②慎重は普通で　③髪の毛は長めで　④肌の色は黒く　⑤鼻はとんがっていて　⑥目がつり上がっていて　⑦口は人並み　な人物。ちなみに、みんなのイメージを聞きながら担当者が絵にしてみたオーシャンは・・・

（ちょっと、下手すぎてごめんなさい。オーシャン許してください！明日お待ちしています！！）と、なりました。イメージばかりがふくれあがってきたこともあり、明日の出会いがますます楽しみになってきましたね。最後に、今日は別れとともに新たな出会いもありました。クルーリーダーは、学生であることもあり、夏休み中ではありますが、テストや講義、様々な大学の実習授業等も入てきます。昨日、今日とお世話になった「えくぼ」が一時帰宅（２６日の夜に再度やってきます！）し、新たに４名の新メンバーを加入いたしました。こうして、この期間中にたくさんの方々のサポートを受けながら活動を行ってきます。どうか感謝の気持ちを忘れずに・・・

そしてまた明日、皆さんには、すてきな１日がまっています！！

若狭湾の海が、２０名の『海の冒険王』の心と体をしっかりと成長させてくれることでしょう！！さあ！明日も元気で、みんなの笑顔がいっぱい見られることを楽しみしていますね！　　　（しげさん）