『海と親しむ冒険王②』~シーカヤック体験の巻き!~ でも、自然はやっぱり・・・厳しいです!

4日目の朝を迎えました。いよいよ明日からの「無人浜キャンプ」に向けての最終準備として、今日は「シーカヤック体験」です。朝から参加者たちもちょっと今まで以上にそわそわウキウキしているようにも見えました。 それもそのはず、昨日のミーティングでも話題となった”なぞの人物”『オーシャン』がやってくる日です。 シーカヤックの準備をするために、海の学習棟へ向かう途中、「オーシャンは来てるの?」「ホンマはいないんじゃないの?」など、もう思いが膨らみ、爆発寸前の参加者たち。 フローティングジャケットを着用し、パドルを持って移動開始。

シーカヤック(パドル① )

念願の『オーシャン』とご対面!オーシャンから海のお話を聞きながら、参加者の目がどんどん輝いていき、オーシャンの魅力に引き込まれていきました。

オーシャン2 海図1

その後、早速海へ!オーシャンからの指示は・・・「海になじもうか!」と、海にもっと親しくなって、海を感じてもらうためにゆっくりと時間を使ってくれていました。参加者もどんどん心が開けて海に溶け込むようにも見えていきました。

海になじむ

すると今度は、いよいよシーカヤックの登場!でもまだ乗りません。シーカヤックと戯れるように遊び始めました。遊びながら、シーカヤックの魅力をどんどん伝えてくれていました。

シーカヤック(みんな) シーカヤック(みんな2)

いよいよ浜に上がって、パドルさばきの練習に突入です。パドルの特徴や使い方、持ち方など細かく教えてくれていました。そして、パドルを動かすときにはしっかと体を使うようにとの指示。 体をどのように使うといいか、リズムとタイミングをうまく使って体を動かす体操のようなものをみんなでやっていたのですが・・・

パドルの使い方 シーカヤック(体の使い方)

どんどんと雲行きが悪くなり、雷鳴までが聞こえ始めました。そして、雨が・・・それもたたきつけるような強い雨が降り始めました。 みんなで、空を眺めながら、海を眺めながら、あらためて自然の厳しさと、私たちは常に自然とともに生活し、生きていること感じさせられました。

ame.jpg 雨1

そこで、午後からは、さらにオーシャンから「風の話」を聞きました。今回、オーシャンと一緒にお手伝いに来てくれた久我さんもここではいろんな天気の話しをしてくれました。 さらには、オーシャンから、今日みたいに天候が悪くなったり、それ以外でも危険な状態にならないように「安全」についてのお話を聞くことにしました。 明日、「無人浜」へ行くためにもとても大切な話だったので、参加者も真剣な面持ちでオーシャンの話を聞いていました。

お話1 お話2 お話3

夜の振り返りの時間では、明日からの「無人浜」に向けての準備や心構えを確認し、一人ひとりが強い気持ちを持ってチャレンジしていくことを確認しました。明日への思いや意気込み、そして、自然学校が4日目を迎えて、今どんな気持ちでいるかなどを、応援してくれている家族の皆さんにみんなで手紙を書きました。この手紙が届く頃には、無人浜に到着し、自然の中でおもいっきり活動していることと思います。みんなが元気に帰ってくることを楽しみにしていてください。

はがき1 はがき2 はがき3

さあ!明日は「無人浜」に向けてがんばるぞ!

星

(しげさん)