「自然体験活動指導者養成研修」実施中です。

 今年度の教育事業「自然体験活動指導者養成研修」を今日と明日の2日間当所で実施しています。  文部科学省からの委託事業で、小学校で行われる長期の自然体験活動を支援するための指導者を養成するものです。  今日明日と翌々週の3連休で基本カリキュラムの24時間の講習を行います。今週末の2日間は「自然体験活動の技術」と「安全管理」について学びます。  開講式の西岡所長の挨拶から始まりました。自然体験活動の意義や教育効果についてなど、調査データも踏まえた話がありました。

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最初のコマは「自然体験活動の技術」です。当所の自然環境を生かしたプログラム、ということで「スノーケリング」です。あわしまマリンパークの元館長の白井氏を講師に迎え、スノーケリングによる自然観察のポイント等、解説を受けながら講習を行います。

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ちなみに白井講師が手に持っているのはムラサキウニです。

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草食の貝を捕食する肉食の貝について、説明を受けています。

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島の越(島の名前)の周囲を回りながら観察を続けます。波を強く受ける岩場には「カメノテ」が群生していました。

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夕食後は「安全管理」のコマです。消防署員による救命救急の講習です。

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人形を使っての人工呼吸の練習です。

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心臓マッサージやAEDの操作方法など、すでに体験済みの参加者も多いのですが、定期的に何度も講習を受けることが各自の知識・技術の維持につながる、という説明を受け、みな真剣に取り組みました。

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明日は「自然体験活動の技術PART2」、「シーカヤック」を予定しています。(やまたつ)