へしこ作りのイベントです。

 若狭湾青少年自然の家の今年度最初の事業、「漁家体験シリーズ~食文化の伝承~第1回『へしこ』づくり」を実施しました。  若狭地方の伝統的スローフードである「へしこ」づくりの体験を通して、食文化についての理解を深めるとともに、漁家や参加者同士の交流を深めるための事業です。  地元福井県のほか、滋賀県、京都府、愛知県、兵庫県,富山県などから約40名の方々が参加されました。4/19,20の1泊2日のイベントについて、その様子をご紹介します。

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始まりのつどい。当自然の家の西岡所長からの挨拶。

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本事業の担当は、梅津主幹兼企画指導専門職です。

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まず最初に「へしこ」に関する講話から。漁家「佐助」のご主人の森下佐彦さんからお話を聞きました。

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その後、作業開始。まず新鮮な生サバをさばいて開きにします。

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きれいに洗ったのち、大量の塩をまぶして一晩塩漬けにします。

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樽の中にきれいに並べていきます。

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へしこ作りの作業は,今日はここまで。  その後、夕食までは選択プログラムで、各家族、グループごとに過ごします。  田烏港周りの散策したり・・・。なまこが捕れたようです。

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田烏の集落内にある永源寺の見学。百人一首にある「沖の石」の作者二条院讃岐にまつわるお話を聞きました。

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少し歩いて、田烏の棚田まで来ました。  夜は、それぞれ家族ごとに田烏の漁家に戻って、夕食に舌鼓です。

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朝食前のオプションプログラム。樽小屋の見学です。佐助さんの樽小屋を見せていただきました。

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へしこ作りの二日目の作業はぬか漬けです。

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一晩塩漬けしたサバにぬかをまぶして樽に詰めていきます

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きっちりサバを並べたら、この上に重石をして、約半年間漬けます。夏の暑さも「へしこ」に熟成していく上で重要なのだそうです。  おわりのつどい後、オプションプログラムとして、自然の家に移動して当所のプログラムをいくつか体験していただきました。 

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多目的桟橋での磯釣り。この時期まだあまり釣れないかなと思いきや、20cmくらいのカサゴが結構釣れました。

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これも当所プログラムの定番ですが、「若狭塗り箸」の砥ぎ出し体験です。

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これは海水を煮詰めて塩を作る体験です。  第2回の「なれずしづくり」は、11/1(土)~2(日)に予定しています。再度ご参加をおまちしています。  また、その前に、ご家族で参加できるイベントとしては、かがく体験in自然の家(4/27)、若狭湾のトビーな一日(9/27)、若狭湾フェスティバル(10/4-5)などがあります。ぜひお子さんやお孫さんを連れてお越しください。(やまたつ)   おまけ。八重桜が見ごろです・・・。

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