「へしこ」づくりの事業

平成27年4月18日(土)~19日(日)の1泊2日で『漁家体験シリーズ~食文化の伝承~第1回「へしこ」づくり』の事業を実施しました。この事業は若狭地方の伝統的スローフードを通して食文化について理解を深めるとともに、地元ならではの食文化の大切さを理解するということをねらいとして実施しました。福井県、兵庫県、富山県、岐阜県、滋賀県、京都府から30名の参加者が集まりました。事業の様子を紹介します。

はじめ所長

はじまりのつどい、西岡所長のご挨拶です。

はじめ佐助

森下佐彦さんからへしこやなれずしのお話を聞きました。

さばき1 さばき2

いよいよ実習です。まず、“さば”をさばきます。

塩づけ1 塩づけ2 塩づけ3 塩づけ4

さばいた“さば”を塩づけして樽にいれて一晩ねかせます。今日のへしこ作りの作業はここまでです。

魚釣り

作業の後は選択プログラムです。田烏漁港で魚釣りをしている様子です。ちょっとまだ水温が低かったせいか、ばんばん釣れたというわけにはいきませんでしたが、カサゴ、メバルなどが釣れました。

食事1 食事2 食事3

皆さん、3つの民宿に分かれて宿泊です。写真は食事の様子です。めっちゃ美味しそう!!!

ぬかづけ1

二日目です。昨日つけておいた“さば”を取り出して「ぬか」でつけます。

ぬかづけ2

まず、さばについている塩を洗い流します。

ぬかづけ3

「ぬか」でつけます。

ぬかづけ4

樽にきれいに入れていきます。

ぬかづけ5

重石をのせ、漬け込んでいきます。約半年漬け込みます。

おわり1

おわりのつどいです。10月31日(土)~11月1日(日)に漁家体験シリーズ~食文化の伝承~②なれずし作りを行います。今回作成した「へしこ」を使って「なれずし」を作ります。今回、参加されていない方でも参加できますので、お友達をお誘いの上、ぜひ、お越しください。

オプション1

ここからはオプションプログラムです。写真は「スラックライン」というものです。ベルト状のラインの上を歩いてわたったりするスポーツゲームのようなものです。

塩つくり

海水を使った塩つくりです。

塗りばし

若狭塗り箸です。 二日目は雨になってしまいましたが、参加者の方は楽しかったとおっしゃっていました。ありがとうございました。また秋にお会いしましょう。(おくパパ)