「なれずし」づくり

平成27年10月31日(土)~11月1日(日)の1泊2日で漁家体験シリーズ~食文化の伝承~ 第2回「なれずし」づくりを実施しました。今回はあわらの吉崎小の児童・保護者等を含め70人を超える参加者が集まり、若狭地方の伝統的スローフードである「なれずし」作りを行いました。この事業は「なれずし」作りを通して食文化の大切さを発見するとともに漁家での生活体験も大きな目的としています。事業の様子をご覧ください。

開校式所長あいさつ 開校式担当

開講式で西岡所長のあいさつ、これからの活動の説明をしています。

釣り1

吉崎小はまず田烏漁港で魚釣りを行いました。

釣り2 釣り3

小さいメジナやタイ、カサゴ、メバルなどけっこう釣れましたね。

釣り4

一般の人たちは「なれずし」の下準備をしてから釣りを行いました。

梅ジュース1 梅ジュース2

一般の参加者で釣りに行かない人は梅ジュース作りを行いました。講師は梅の里会館の高橋亘さんです。

皮むき1 皮むき2

「なれずし」の下準備として、一晩、流水で塩抜きした“へしこ”の薄皮をむきます。今日はここまでで、一晩寝かして明日完成です。

魚さばき1 魚さばき2

残りの時間で特別に漁家さんにご用意していただいた“カマス”をさばきました。さばいたカマスは一夜干ししておみやげとして持って帰ります。

夕食1 夕食2 夕食3

5つの漁家に分散してお泊りになります。海の幸がいっぱいの夕食の様子です。美味しそうでしょう!

なれずし作り1

朝食も各漁家で美味しくいただいたあと、いよいよ「なれずし」作りです。炊いた米と“こうじ”を混ぜ合わせます。

なれずし作り2

“こうじ飯”を昨日皮むきをしたサバにつめていきます。このとき、サバを酢に軽くつけてからこうじ飯をつめていきました。

なれずし作り3

つめこんだサバはこのように樽につけていきます。2週間ほどつけたら完成です。参加者には完成したら宅急便で送付します。

なれずし話1 なれずし話2

教えていただいた森下佐彦さんからまとめのお話をいただいています。

カマス

一夜干ししたカマスです。ひとり2本持ち帰りました。

閉会式1

閉会式の様子です。いい思い出ができたかな?

集合写真

吉崎小の集合写真です。今年度で閉校になってしまうそうです。残りの日々を大切にして頑張ってほしいです。(おくパパ)