トビーブログ
食育体験シリーズ ~地域文化の伝承~「なれずし」作り
2016年10月30日
平成28年10月29日(土)~30日(日)1泊2日で「なれずし」作りの事業を行いました。若狭地方の伝統的なスローフードの「なれずし」を理解するとともに、地元ならではの食文化の大切さを発見することをねらいとした事業です。春につけたさばの「へしこ」を水洗いして、丸1日水につけて塩出しをし、皮をはいで腹を開き、ご飯とこうじを混ぜ合わせて漬け込みます。事業の様子をご覧ください。
今回も田烏観光協会会長でなれずしの会代表の森下佐彦さんにご指導をお願いいたしました。まずは「なれずし」について簡単にお話をお聞きしました。
お話の中で、できあがった「なれずし」を試食させていただきました。
いよいよみんなで体験です。まずはさばのへしこの皮むきです。むき終ったさばは一晩水に漬け込みます。
カマスとタイをさばく体験もさせていただきました。カマスは塩漬け、タイはしょうゆ漬けにしました。
作業が終わった後は選択活動です。田烏漁港で釣りをしました。風も強く海はちょっと濁っていましたが、けっこう釣れていたようです。
寒かったので釣りをしないで、越前竹人形を作る体験もいたしました。
参加者の皆さんは3か所の漁家(民宿)に分かれて夕食・お泊りです。
二日目です。炊いた米とこうじを混ぜた「こうじ飯」をさばの腹に詰めていきます。
このように樽に漬けていきます。この時1段ごとに「こうじ飯」を振り入れていきます。
松崎小浜市長も視察に来ていただいて、実際になれずし作りを体験したした。
終わりの会で小浜市長からご挨拶もいただきました。
次長より終わりの挨拶です。また、ぜひお越しください。
この後は帰られるグループもありましたが、選択活動ということで、国立若狭湾青少年自然の家に行き、シーカヤック体験とへしこを使った料理教室を行いました。写真は料理教室の様子です。水餃子、巻きずしを作りました。二日目は天候も良く気持ちのいい日となりました。おいしい料理もいただいて、とても幸せな気持ちになりました。(おくパパ)