教育事業「若狭湾海の自然学校」事前踏査

海の自然学校の海上コースの事前踏査を行いました。

カヤックを漕艇するコースを動力船「くろさき」で踏査し、宿泊及び休憩地として寄港を予定する無人浜での係留位置、現状確認が主な目的です。

 

出航! 船長はてつこさんです。当日もてつこさんが船長となり参加者をサポートするため、スタッフトレーニングも兼ねています。

 

矢代湾を横切り、最初の目的地「宮の浜」を目指します。いたるところに漁具があり、スタッフ全員で周辺を確認しながら気を付けて運航します。

久しぶりの宮の浜は私たちを待ち焦がれていたかのように迎えてくれました。海がとてもきれいです。海の底にペラ(プロペラのこと)が着かないように気を付けて近づきます。当日の係留ロープの結索位置(中央の樹木)の状況とその時の船の位置を確認。

本日そして事業当日の船長となるてつ子に、ベテラン船長・親方から海象状況に応じた操船について指導。これも常に安定した操船による、子ども達の安全確保のために必要なことです。

休憩ポイントとなる可能性のある浜はすべて確認が必要です。漁具の位置の確認はもちろん、洗岩・暗岩などの気を付ける岩礁の位置確認も必要です。

最も自然の家にに近い無人浜「かたぼこ浜」です。ここは宿泊場所の一つになります。

アンカー(いかり)を下ろし船のおもてのロープで係留しました。本日の実地踏査は以上で終了となります。

自然の家に戻り本日の振り返り。気を付けるべき点などを共有します。実踏を行うことで、参加者の安全管理、そして海象状況・天候状況に応じた弾力的なプログラムの組み立てが可能となります。当日が待ち遠しい「チーム・海の自然学校」の面々でした!お疲れさまでした! (すばる)