トビーホールにて

 若狭湾青少年自然の家では、毎日海の状況をチェックしていますが、今日は海水温が日中でも19.5℃でした。夏以降20度を下回ったのは初めてです。11月に入り海も荒れる日が多く、確実に冬が近づいてきているといった感じです。  学校団体等の利用はほとんどありませんが、こんなときにも施設を有効に活用しなければ、ということでトビーホール(体育館です)に人工芝を敷いて、近隣のゲートボールチームの練習に使ってもらっています。  年明け1月6日から約2ヶ月間、50チーム(現在参加チーム募集中です)ほどで、所長杯ゲートボール大会を開催します。

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91cm×22mの人工芝を19枚トビーホールに敷き詰めます。土日にはバスケットボールチーム等のミニ合宿が入っている週が多く、金曜の夕方に巻き取って、月曜の朝に敷き詰める、といった作業を繰り返します。職員総出で頑張ってます。(やまたつ) (おまけ)  島の越の野外炊飯場から撮りました。中央上部の小さな2つの岩が「沖の石」です。本館や宿泊棟からは見えませんが、島の越からは木々の隙間から見ることができます。

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「沖の石」とは  百人一首に登場する二條院讃岐の詠んだ「我が袖は 潮干に見えぬ 沖の石の 人こそしらね 乾く間もなし」に出てくる「沖の石」のモデルといわれています。  「沖の石」は、施設から直線で約4キロあります。カッター活動の行き先(目標)にされますが、中学生以上の体力に自信のあるグループでないとなかなか行けません。